らくだパソコンのブログです。
パソコンに関することを投稿していこうと考えています。
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迷惑ソフト・アドウェア
皆様のパソコンは電源を入れると下記のような画面が出てきませんか?


このようなソフトは迷惑ソフト(アドウェア)と言われるものです。
・システムの破損やウイルスに感染しているような表示を出し、有料ソフトの購入を勧めてくる。
・ブラウザのスタートページを変えてしまう。
等の特徴があります。
画面にいきなり表示されて邪魔だったり、物によってはパソコンに負荷がかかり動作が遅くなったりします。
最終的には[使っているパソコンが危険です]と不安を煽り、有料のソフトを購入させるのが目的です。
上記のようなものは、そのままでもパソコンは動くので放置している方が多いですが、あまり良くはないです
もっと悪質なものになると

↑のような画面が出てくるものもあります。
MicrosoftやらNortonの企業の名前が表示されていますが偽物です。
更にはこのような画像が全画面に固定されて何も操作ができず、大きな音や音声が出続けるというのも見たことがあります。
(実際見たときにかなりびっくりしました)
表示に従って操作していくとまず画面に出てくる電話番号に掛けるように促されます。
電話をすると遠隔でサポートするので遠隔操作用のプラグラムをダウンロードさせられて乗っ取られます。
そして金銭(サポート料?)を請求される流れですね。
クレジットカードや最近ではコンビニで買える電子マネー(Amazonギフトやitunesカード)で払わせる事が多いそうです。
こういった迷惑ソフトですが今まで出張サポートをしてきた中でよく目にしました。
侵入経路として様々な方法があるようですが、
・無料ソフトをインストールする際に一緒に入れてしまう
・不審なホームページへアクセスした時に入ってしまう
の二つが多いと思われます。
特に無料ソフトのインストール時に
[○○を追加でインストールする]
という項目に気づかずそのまま一緒に迷惑ソフトをインストールしているパターンが多いです。
無料ソフトは有用な物も多いので使っている方がほとんどだと思いますがインストールする時は気を付けてインストールしましょう。
もし侵入されてしまい金銭を要求されてしまった場合、一旦冷静になり誰かに相談してみましょう。
パソコンに詳しい人でも詳しくない人でも構いません。
第三者の意見を聞いて一旦落ち着くことが大事です。
そしてこういったものには金銭は絶対に支払ってはいけません。
らくだパソコンでは迷惑ソフトの駆除も可能です。
予定が空いていれば即日対応可能なのでお困りの方はぜひご相談ください。
パナソニック VIERA TH-L32R1 内蔵HDD交換
パソコンとは直接関係はありませんがTVの内蔵HDDを交換してみました。
私が使っているTVはパナソニック製【TH-L32R1】で確か10年以上前に購入したものです。
このTVはHDDが内蔵されており、本体だけで番組録画できるようになっています。
最近のTVは外付けHDDを接続して録画するのが当たり前になってますがこのTVは外付けHDDは接続できません。
もう5年以上前にHDDが壊れて録画できなくなりHDDの交換をしてみたのですがどうしても認識せず諦めました。
TV自体は問題なく使えているしブログに書くネタになるかなと思って再度修理してみることに。
まずはインターネットで情報収集してみます。
いろいろな情報が出てきますが、以前調べた時と同様、私が持っている機種の交換成功報告は見当たりません・・・
HDDをただ交換してもダメなのはTV側でHDDのメーカーや型番を制限していると思われます。
ちなみに【TH-L32R1】に入っているHDDの型番は日立製【HCC545025B9SA00】という型番。
以前、調べたときは高かった記憶があります。今は手に入らないっぽいですね・・・
とりあえず、手元に余っているHDDを利用したいので、HDDの型番を書き換えてみることにしました。
(WD製・2.5インチ・640GB・WD6400BPVT)

まずは【hddhackr】というツールを使います。
このツールはXBOXのHDD載せ替えの時に使っている方が多いようです。
ダウンロードしてDOS起動用のUSBメモリの中に【hddhackr.exe】と【hddss.bin】をコピーします。
(hddss.binはとりあえずXBOX用の物がダウンロードできます。hddhackrを使用して自分で作成してもOKかと)
そして、パソコンにHDDを接続しUSBメモリからDOSを起動させます。
(SATAケーブルで接続してください。そしてBIOSのSATA設定をIDEモードにして下さい。)
起動したら「hddhackr.exe」と入力しenterを押下します。

hddhackrが起動するので対象のHDDを選択します。
選択後、「f」→enter→「HDDSS.BIN」を入力しEnter→「UNDO.BIN」を入力しenter。

下の画面になったら「y」を押下。

成功すると下記の画面になるので電源を落とします。

これでXBOX用のHDDが出来ましたが必要なのは元々のHDD情報が入っている【UNDO.BIN】です。
USBメモリの中に【UNDO.BIN】が出来ているのでHxDなどのバイナリエディタで編集します。
(作業前にUNDO.BINはコピーしておきましょう)
00000040~00000050と000005B0~000005C30の部分に型番名が出ているので目的の型番に変更します。

書き換えたら保存し、再びhddhackrを起動しましょう。
先ほど「f」を押したところで今度は「r」を押します。
「UNDO.BIN」を入力し「y」で書き換えます。

成功画面が出たら、電源を落とします。
これでHDDの型番の書き換えに成功しました。
パソコンに繋げて見てみると型番が変わっています。

早速TVにHDDを接続し、フォーマットします。
フォーマットに2分ほどかかりました。(ダメなときは10秒ほどで終わることが多いです)
さて結果は・・・

録画可能時間が表示されています。
成功です。
録画・再生もできました。
これでまだまだこのTVを使い続けることが出来ます。
もうこのTVを使っている方は少ないかもしれませんが、HDD交換しようと思っている方の参考になれば幸いです。
パソコンが遅いとお悩みの方
パソコンの電源を付けてから立ち上がるまでが遅くなった・・・
パソコンで何をするにしても動作が遅い・・・
そんなお悩みの方にお勧めの作業がHDD(ハードディスクドライブ)という部品をSSD(ソリッドステートドライブ)に交換することです。
パソコンの動作が遅くなる原因としては様々なものがありますが、
今までの出張サポートの経験上、大体はHDDをSSDに交換することで動作が遅いという不満は解消できました。
(HDDやSSDという部品は、パソコンのデータを保存する部品です。)
この二つ、何が違うかというと、データの転送速度が圧倒的に違います。
下記の動画を見ていただければその違いが判ると思います。
起動時間も速くなりますが、Windowsが立ち上がった後すぐにインターネットが見れたり、
ソフトを開けたり、あらゆる面でパソコンの反応が速くなり使い勝手がとても向上します。
一昔前のパソコンをお使いで買い替えを考えている方にはとてもお勧めの作業です。
古くなったHDDを交換するので故障のリスクも減り、より長く使えるようになります。
らくだパソコンではHDDのデータをそのままSSDに移行するので
今まで使用していた環境をそのまま使えます。
ぜひご検討ください。