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質問にきちんと回答してくれない

本当に誤魔化しているケースもあるかもしれませんが、相手はちゃんと回答したつもりかもしれません。

通常の会話では文脈による推測が行われます。私は以前あるセミナー会場へ電話して「会場は喫煙できますか?」と質問したことがあります。回答は「いいえ。会場は喫煙できませんが、会場を出たロビーではお吸いになれます。」でした。

相手は質問内容が「喫煙できるか?」なのと、男性の4人のうち3人が喫煙者である(1988年当時)ことから私がタバコを吸いたがっていると推測したのでしょう。しかし実際には、前回はタバコの煙で途中で退散しており、今回は喫煙可能であったらパスしようと考えての質問でした。

このケースでは相手がきちんと質問に対して回答を行っていますが、もっと大胆に推測してしまうことも珍しくありません。たとえば「会場よりもロビーの方がゆったりしていて気持ちよく吸えますよ。」のような返事です。これでは肝心の会場が喫煙可能かどうかの情報が得られません。よく知っている相手にはこれくらい大胆に推測でもあまり間違えることはないでしょう。ですが、電話で問い合わせをしてくる初対面の場合には不適切な応対になる可能性が高くなります。

実際にはとても親しい、から初対面までかなり幅がありますし、それなりに相手のことがわかっているつもりでも間違ってしまうこともあります。質問したのに、聞きたいことに答えてもらえない背景にはこのようなことが原因になっていることもあります。特にインターネットのように文字だけで会話し、ほとんどがゆきずりの初対面に近い環境ではこれが原因で生じているように思われる行き違いをよく見かけます。

では、本当に知りたいことに対して答えをもらうにはどうすればいいのでしょうか?

相手に対する勝手な推測は行わず、ことばのみでコミュニケーションをすればよいのです。もう少し具体的に言うと、いわゆる言外の意味とか行間を読み取らない・使わないことにします。

インターネットでは、基本が文字によるコミュニケーションであり、X2のようなビデオ会議システムを除けばノンバーバルコミュニケーションは事実上不可能です。当スクールでは、回答に対するサービス品質をもうけており、この品質を維持するようにしています。

最終更新日:2007/10/01(月)